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2009年4月

2009年4月 5日 (日)

京のにゃんこ4 野良猫たち

京都を歩いていていると、野良猫たちが集まっている場所が目につきます。以前は、そんな猫たちのために必ず餌を持ち歩いていたものですが、最近はすっかり忘れています。出会う猫たちがいずれも毛並みがよくて健康そうで、どなたかが毎日世話をしてくださっていることが一目でわかるからです。今日は、温かい人々に見守られて生きている野良猫たちを紹介します。

京都御苑 猫たちが集まる場所は何カ所かあるようです。ここでは、避妊手術をした印がある猫をよく見かけます。

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「地域猫」ということばを知らないわけではありません。この記事にでてくる猫たちがどのような状況にあるかがよく分かりませんので、とりあえず野良猫としておきます。

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こちらは同じ場所で撮影した別の猫です。避妊手術をした印はありませんが、上の猫と同じ顔をしていますので、兄弟(姉妹?)に違いありません。きっと、子猫の時に捨てられてから二匹寄り添って生きてきたのでしょう。

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ここからは、場所の名前を伏せておきます。子猫を捨てに来る人や、猫にいたずらをする人がいるかもしれませんので。

散策路 ここは人通りが多いので猫が路に出てくることはめったにありません。でも、注意してみると必ず見つかります。世話をしてくださる方がやって来る時間になると、ご覧のとおりです。

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公園 ここは山に囲まれているので猫たちが隠れる場所はいくらでもあります。でも、飼猫だった習性で人恋しいのか、目に付くところにたむろしています。

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お菓子の袋をくわえています。

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寺院

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こんな小さい野良猫を見ると心が痛みます。頑張って生きてね。

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世話をしてくれる方を見送っています。

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この寺院の入り口の注意書きはちょっと厳しいのですが、温かく見守って(黙認して)下さっていると信じています。下の張り紙はボランティアの方のものですが、複数の方(グループ)がここの猫たちに餌をやっていることがわかります。

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神社 ここは、前回紹介したところです。

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特定の場所での餌やりを許す神社の方の寛容な心には感激します。

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猫が好きでない方が野良猫の集団に餌をやっているところを見ると、顔をしかめるかも知れません。でも、ペットの猫は人間が世話をしなければ生きていけない動物なのです。それが野良猫になってしまったのは人間の責任です。せめて、生まれてきた命をまっとうさせてやることは、人間のつぐないでもあると思います。自然の摂理の中で生きている野生動物に、可愛いという理由で餌をやることとは違うのです。

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ボランティアの方にとっては、毎日世話をすることは大変だと思います。餌代や予防接種、病気の時の治療代も安くはありません。さらに、里親探しや避妊手術などの活動をされているボランティアアの方には頭が下がる思いです。これ以上不幸な猫たちを増やさないために、猫を捨てたり、避妊をしていない猫を外猫として飼って欲しくないと思います。

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