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2009年1月18日 (日)

京の名水5 御所三名水

前回の記事の続きで、梨木神社を出て清和院御門から京都御苑に入ります。ここには、御所三名水を初めとして、いくつかの井戸(跡)があります。以下の説明は案内していただいた鈴木康久さんの説明や頂いた冊子(カッパ研究会)を参考にしています。

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門を入ってすぐ右にある小路を北に向かいます。落葉と焚火の煙が初冬の風情です。

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迎賓館の塀

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この路の途中に「染殿井」があります。藤原義房(804-872)の娘 明子(染殿皇后)の御所、染殿院があったことから名づけられた。同様の梨木神社の「染井」は有名ですが、こちらは近年に名づけれれた可能性があるとのこと。
ちなみに、染殿皇后は清和天皇の生母で、清和天皇は譲位後ここに移り清和院と称されたことが清和院御門の由来。

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さらに北に行き、御苑の北東にある中山邸跡の中に「祐井」(さちのい)があります。
明治天皇は中山忠能の娘・慶子を母としてこの地に生まれ、祐宮(さちのみや)と命名された。井戸は、明治天皇2歳の頃、嘉永7年(1854)の大干ばつのときに掘られたものとする説が有力。

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柵の中に入ることはできませんが、隙間から覗くと奥に「祐井」が見えます。

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ここから、広い道を西に向かいます。

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ちょっと話がかわりますが、御所の塀にはいたるところに監視カメラが設置してあり、近づくと即座にマイクで注意されます。

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御苑の北西にある乾御門の南側に五摂家のひとつの一條家の屋敷跡があります。

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小路を南に行き、宮内庁事務所の裏あたりに「縣井」(あがたい)があります。
「縣井」は京都の三名水のひとつ。

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昔この場所に縣宮という社があり、地方官吏として出世を願うものは、この井戸で身を清めて宮中にのぼったとか。平安中期の大和物語にも出てくるそうです。

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さらに南に行くと、御苑の南西部に宗像神社があります。その中に祇園祭とゆかりのある「少将井神社」(一番右の祠)があります。

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現在は四条京極に八坂神社の四条御旅所があり、祇園祭のときに3基の神輿が安置されます。ところが、昔は大政所御旅所に2基、少将井御旅所では井戸の上に少将井神輿(櫛稲田姫命)を安置したそうです。京都新聞社が移転して少将井御旅所が廃止されたおりに、氏子の方がお参りしやすいようにと宗像神社が預かったということです。

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いまでも祇園祭の還幸祭の7月24日には八坂神社の神職がお参りにくるそうです。(八坂神社と宗像神社のHPより)

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この界隈の名水めぐりはまだ続きます。

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コメント

お久しぶりですhappy01

御所の中を隅ずみまで見たことが無かったので

楽しませていただきました(*^-^)

最も寒い季節、風邪などひかれませんようにwink

投稿: ナビ | 2009年1月21日 (水) 10時02分

★ナビさん お早うございます♪
広い御所の中・・・いろいろあります。疲れます。
これからが冬本番、ナビさんもご自愛くださいね。
今日はsun暖かそう。

投稿: りせ | 2009年1月22日 (木) 09時39分

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