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2008年5月10日 (土)

鎖樋がある風景 春

神社やお寺に行くと、縦の雨どいのかわりに鎖が垂れていることがあります。これが鎖樋(くさりどい)です。誰でもこだわりがあると思いますが、鎖樋を見ると写真を撮らずにいられません。朝から雨の今日は、鎖樋がある春の風景です。(今日から写真をちょっとだけ大きくします)

嵐山 法輪寺

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竪樋(たてどい)
軒樋が集めた雨水を下に導いて排水するのを竪樋といいます。山科 毘沙門堂

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鎖樋は、パイプ状の堅樋のかわりに、鎖状の金具の表面に雨を伝わせて雨水を地上に導きます。鎖立樋(くさりたてどい)や鎖竪樋(くさりたてとい)ともよばれています。

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樋の歴史は古く、現存する最古の樋は東大寺三月堂のものといわれます。平安時代の「大鏡」には、神殿造りの軒先と軒先が接するところに雨垂れが落ちないよう樋が設けられていたとの記述があるそうです。法住寺 (三十三間堂前)

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当時から、軒先で集められた雨水を静かに下に落とす仕組みも存在したと考えられます。雨が落ちる部分は「雨落ち」といい、玉石などを敷き詰めて和風庭園の重要な要素のひとつにもなっています。

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清水寺

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鎖樋の材質は、リング状のものが真鍮、カップ状のものは銅製が多いようです。今では、金属工芸品として販売されています。

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ところでこの鎖樋ですが、大雨の場合は横樋(軒樋)との接続部分から雨水がダダ漏れとなったり、鎖の一つ一つから水が飛び散って、その用途をなさないともいわれています。こんな状況も一度は見てみたいと思います。

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