哲学の道を銀閣寺の方から5分くらい歩くと、橋の向こうの赤いノボリが目につきます。これが彌勒院の幸せ地蔵尊です。写真の多くは4月の早朝ですが、一部他の季節も交じっています。
ここのお地蔵さんは、子供を抱いた木造の「子安地蔵」です。室町の呉服商が所持していたものが、戦時中には弥勒院に預けられて本堂に安置されていたそうです。5月
20数年前の台風で壊れた土塀を修理するときに、道沿いに新しくお堂を建てて移っていただいたそうです。 お地蔵さんは道ばたに立って人を助けるから、奥に置いていてはいけない、という言い伝えをようやく実現したというわけです。
その後、幸せを呼ぶご利益があるという話がひろまり、桜や紅葉の頃には前にある橋の半ばまで参拝客が並ぶようになりました。11月
ところで、この日は隣の弥勒院の門が開いていたので中に入ってみました。弥勒院は、山号を祥雲山といい、聖護院門跡を大本山とする本山修験宗(山伏)のお寺です。
元は聖護院の付近にあり、昭和の初期に現在の場所に移ってきたということです。お寺のおかみさんは親切な方で、本堂の戸を開けてくださいました。ご本尊の写真は遠慮して撮っていません。
8月の終わりには護摩法要があり、大勢の山伏が境内に集まります。空に向かって矢を射る法弓の儀や護摩焚きがあり、境内は煙につつまれるそうです。一度見てみたいものです。普段の境内は生活感があり、外の哲学の道を眺めるとこんな感じです。
境内には小さなチューリップ畑があり、疏水脇の花もおかみさんが手入れしているようです。
門前の出店では、「京都で二番目に美味しいほんまもんのわらび餅」を売っています。11月
再び4月早朝
お越しいただき、ありがとうございました。お帰りの際には↓をよろしく!
--------------------------------------------------------
新しくブログランキングに参加しました。是非宜しく。→
こちらもクリック宜しくお願いします。
--------------------------------------------------------